お知らせと日記

虐待防止研修の時期ですね

千葉県庁主催の管理者向けの虐待防止研修へ参加しました。毎年この時期は虐待防止研修。

朝9時30からスタートだったのですが、新京成線で朝から人身事故があったようで到着10分遅れてなってしまいました、、、20分前につく予定だったのですが。。

久しぶりの現地研修でグループワーク有りなので、ただ資料読むだけより断然入ってきますね!

事前に指定の動画を10本以上視聴してから臨むようにって通知が来たのですべて視聴しましたが、、、一番ハッとさせられたのは、以下です。

自分は虐待をやっていない!と言い切る人が一番危ない。自分がやっていないと思っていても、相手がそれをどう受け取るか次第。ハラスメントと似ている部分あがりますね。相手がどう感じているかを常に考える必要があります。白でも黒でもないグレー。

研修では、6人1グループとし個人ワーク、グループワークの繰り返し。虐待防止、身体拘束に関する研修。千葉県の中でも虐待が起きやすい場所として入所施設やグループホームがあります。特にグループホームは、支援者一人に対して利用者複数。誰かに見られているわけではない環境下で、何か起こった場合、支援者の現場判断で対応していく部分が多く、相談できる環境、風通しが良くなければストレスを溜めやすい環境とも言えます。ストレスが支援の質に与える影響も大きく、支援マニュアルやメンタルケアをしっかり行うことが重要。

ワークにあるような厳しい状況下ではないにしても、良いシュミレーションが出来ました。3月は世話人、生活支援員へ情報展開し研修を実施しておきます。

障害者と健常者が争った場合は虐待と扱われるが、健常者と健常者ですとそうは言わない。この時点で、障害者を下に見ているのではないか?という講師の方の意見には、はっとさせられた。

最近こんな本も読みました。筆者も冒頭に書いていますが、2024年発刊だけど内容がかなり古いので、法整備に関してもう少し追記してほしかった、、、。

読んでいて、当ホームで起こった場合に冷静に判断できるだろうか、と思う点があった。

万が一、階段で転げ落ちたり、倒れて打ちどころが悪かった場合、人が亡くなってしまう可能性だったゼロではない。突発的に倒れて心停止になった場合、どう対処するか。

マニュアル整備や意識づけをもっとしていく必要があると感じる。事業所も増えてきたので、もっと対面とツールを使って効率的に運営していかないとなと思う日々。