管理者兼セカンドサビ管をやっていることもあり、こういった研修は待ってました!という内容。
様々なGH関係者と会える機会であるため、積極的に参加してますが、最近感じる事として、ZOOMだと相手の印象や私自身の相手へ与える印象が、直接会うよりも薄い気がする、ということ。
コロナ禍となり、どこからでもネット環境があればZOOM参加できるため、非常に便利で効率的。ただし、グループワークをやると、相手の持つ空気感までは画面越しでは掴みづらく、円滑なコミュニケーションとまではいかない感じです。世の中的に脱マスクにはなりつつあるが、まだまだ現場では平常時ではないため、引き続き気を引き締めたいと思います。
さて研修の方ですが、サビ管と管理者との業務内容の違いについて意見交換を行いました。私のグループでは、地域連携という点で、どのように近隣住民と関係を作っているかについて等。
クリーンデイに利用者と積極的に参加し、事業所、利用者を知ってもらう活動をしたり、災害時の避難場所として地域を受け入れるような体制を整えていたり。サビ管か管理者どちらかやるかは、事業規模に応じて、また対応できる人がやる、という所もありました。当ホームでは、自治会に加入しており、何かあれば、ぜひやらせてください!という話は班長さんにしているところです。少しでも、当ホームの事を知って頂き、地域の人へ認知頂くことが、まず障がい理解には不可欠だと考えています。
コロナ禍でなかなか自治会も活動出来ていなかったが、脱マスクも進みそうなので、来年度は町会イベント開催も期待したいところです。
研修を聞いていて、知った事として、「感染症による自室隔離は身体拘束にあたる」ということです。風邪を引いている利用者さんがいる場合、当ホームでは「自室で過ごしてください」と伝えております。施錠していないため、自由に出入りは出来る状態。これも行動制限をかけているため拘束にあたりかねないこと。この辺りは、運営規定として、どのような対応を取るかを明記し、利用者さん、保護者と同意を取っておく方が良さそうですね。
どの事業所でも人材不足の声はあがっており、介護系施設の方は、海外の技能実習生を受け入れている、という話がありました。福祉は介護より5~10年遅れている、とよく言われているため、5~10年後には海外の方が現場へ入っている可能性も十分にあり、そんな時、いかに支援の質を維持、向上できるかが重要になってきそうです。マニュアル化できる箇所は、出来るだけマニュアル化していますが、本人支援は個別支援が多く、単純作業ではないため、どうしても言語の壁が立ち塞がります。
「作業」と「支援」を分けて、体制を組むのが現実的かもしれません。