松戸市で就労移行支援をやっているウェルビー松戸主催の事例検討会へ参加しました。
ウェルビー松戸さんには、一度事業所内見学をさせていただいたことがあります。実際に就労に向けて利用者さんが取り組まれているカリキュラムを教えていただきましたが、社会人としてのマナー、コミュニケーションを学べるだけでなく、レクで他利用者さんと親交を深めたり、就労相談に乗ってくれたり。わが子が就労するとき、ご相談したい事業所の1つだなと感じました。

さて今回の事例検討会は「多職種交流」の目的もあり、医療従事者、福祉関係者、心理カウンセラー等、普段はあまり関わりのない方々との会でした。そのため、事例検討にあたり着目するポイントが異なっていて、勉強になりました。
私のグループは福祉関係者が多いのですが、引きこもり支援をされている方、A型事業所、自立訓練、相談支援事業所等、同じ福祉でも事業内容が異なっており、視点も様々。
ウェルビー松戸の事例検討に参加して良いなと感じたのは、ファシリテーターと書記をウェルビー松戸さんが行ってくれていること。これにより参加者の負担が減り、意見を出しやすくなっていました。
今回は、とある事例を題材としてグループワーク。その中で新しい知識として知ったことは以下。
以下サイト内抜粋。
K-STEP(Kawasaki Syurou TEityaku Program)とは、セルフケアを実践しながら就労定着を図るためのプログラムです。自分用に作成した「セルフケアシート」で今の状態をチェックし、自分にあったセルフケアを実行します。就職後は職場や自宅でセルフケアを継続し、上司や同僚にシートの報告をすることで、障害や配慮提供等に対する職場の理解を促進します。
川崎市と専門機関が開発したものらしく、就労系の事業所の方にとっては有名なのかな?
今後、相談支援事業所をする可能性もありますので、こういった情報は知っておいた方が利用者さんを状態把握にも生かせそうです。