新松戸市民センターで開催された包括ケアの研修へ参加しました。
VR機器を使って当事者の目線、思いを知ることが出来るツールを大塚商会さんが作ったらしく、そのデモも兼ねて、研修で触らせて頂きました。
写真のようなヘッドマウントディスプレイを装着し、ソーシャルスキルトレーニングができます。
装着して見えるのは仮想現実。
職場でのトラブル事例が疑似体験でき、その時に当事者の気持ちや、どういった言動、行動をしたらよいかを当事者、支援者とともに考え、訓練していくもの。ただ単にVRで視聴するだけではなく、内容に合わせて、使用者が「喋る」という行為も行わせることで、コミュニケーションの訓練にもなっています。職場ではありそうな「誰かの悪口を言っている人から同意を求められた場合に、上手に回避する方法」。
「FACEDUO」というサービスで就労移行支援施設でも導入しているところがあるようです。
新しいコンテンツにひきこもり家族支援VRというのも出ているらしく、今後の支援方法はこういったツールを上手に使いこなし、社会的な自立を目指し訓練していく世界も来るかもしれませんね。
たまたま同じグループで研修を受けた事業所さんで、面白い事業をやっていたので紹介。
B型事業所で「しいたけ」栽培をしているところがあるようです。天候にあまり左右されない環境を作っての生産は、安定するので良いですね。
硬式野球ボールを再生させる事業をやっている事業所もありました。
そういえば、ゴルフのロストボールを回収して清掃、再販しているところもあった気がします。どこだっただろ?目の付け所が良いですよね。アンテナを張って、事業化できるものは内か常に考えておかないと。