お知らせと日記

松戸圏域研修会の座談会へ参加

2024.2.13

先月、今年度最後の研修会となりました。この時期は日頃のお悩み相談会として座談会を開催して頂いております。今回は研修会前に、支援ワーカーさんに2月1日から「住居追加」する事業所の資料を確認して頂きました。指定権者と何度もやり取りをするとお互いに時間ロスとなりますので、しっかりワーカーさんに確認頂けたのは安心材料です。

さて座談会ですが、参加者が10数名におり2グループに分かれての開催。なんとファシリテーターを拝命頂きました。ファシリテーターって何するんだろう?と思いつつ、参加している方々から意見を聞き出してとりまとめ、発表するとのこと。うまく出来ていたかわかりませんが、今回の座談会もたくさんの悩みや解決策が挙がり充実した時間でした。3~4か月に1回くらい開催してもよいのではと思ってしまいます。

今回話し合ったテーマの中で気になったのはこちら。

  • 自立した生活を送れるようにするため、どういった取り組みをしているか?

それぞれのホームで何を世話人が行い、何を利用者が行っているかを確認していきました。半分くらいのホームは、食器洗いは利用者にて行っている、という回答。当然利用者の支援区分によって取り組む内容は違いますが、自分で出来ることをやっていく、という基本方針は変わりません。

当ホームでも、少しずつ取り組んでもらっています。まず「掃除する習慣」を身に着けることへ取り組んでいます。毎週日曜午後に1時間ほど「掃除時間」を設定。やはり継続するには、習慣化が重要。習慣化するには、タイミングを固定すること。どこかの時間やる、ではなく、14時~15時にやる、という風に固定化すると習慣化しやすいです。一人暮らしを始めて、部屋が足の踏み場がないゴミ屋敷になっているという話はよく聞きます。誰かに習える環境で出来るだけ多くのことを吸収してもらえるとよいなと思います。

何に取り組んでもらうかは個別支援計画によりますが、最も大切なことは、入居時に「自立したいのか」その意思をしっかり確認すること。どれだけ支援者がサポートしたとしても、本人が違う方向へ進もうとしていたら意味がありません。次回、面談時には改めてそれぞれの利用者さんへは確認したいと思います。