当ホームでは、利用者さん側のキーマンとなる方には、通院同行や何かあった時の最終確認、本人への働きかけをお願いするようにしています。突発的な発熱等はホームにて対応しておりますが、ここで言おう通院同行は、定期通院等の事を指します。
頼れる方、だいたいがご家族なのですが、定期的にご本人の状況を確認できる、または確認してもらえる状況を作るためでもあります。また、ご本人にとって、一番影響を与えることが出来る方だからこそ、必要に応じてホームと連携し、本人の生活を改めるための注意・指導に協力いただきたいと思っています。
GH界隈でよくあることとして、「利用者さんの食生活」における将来的なリスク防止への協力です。
GHでの生活は、一般家庭よりかは(バランスの取れた栄養摂取という意味での)健康的な食生活があり、ある程度の規則正しい生活となりますので睡眠時間もしっかり取れます。そのため、入居して数か月で2~3キロ体重増という話はよく聞きます。必ずしもGH生活だけではなく、服薬している薬の影響も出る場合もありますが。
とはいえ、健康的で規則正しい生活をしているはずの中で、高血圧や糖尿病になる方も多くいらっしゃいます。これはホームの食事以外である昼食で毎日コンビニ弁当を食べている、また、1日の中でお菓子等の間食、炭酸飲料等甘いジュースをたくさん飲んでいる事が原因です。そういった未来が容易に想像できるため、ホームの食事は、出来るだけ健康的なものを提供するようにしています。
しかし、ご本人がお金を自由に使える環境で、コンビニ、スーパーで買い食いができる方ですとホーム側だけでは、対応が困難となります。なぜならば、ご本人のお金で食べたいものを食べている、ので、これを妨げるのは本人の意思の尊重を妨げることになるためです。当然、医師からドクターストップが出ている方に対しては、厳しい対応を取りますが、その一歩手前の方ですと、医師からも強く言われているわけでもないため、一歩間違えると虐待という話にもなってしまいます。そのためGH界隈での集まりでは、利用者さんの健康管理が難しい、、、という話はよく出ます。そういった時に、ご家族からの説得の協力があるとないとでは、本人の納得感も違ってきます。
GH職員は利用者さんの家族にはなれない。だからこそ、ご家族がいらっしゃる方には、可能な限り支援に協力いただく方針としています。
当ホームでは週末、GW、お盆、年末年始の帰省もOKとしています。頼りたい時だけ頼るのは違うと思っているため、ご本人、ご家族が会いたいと思っているのであれば、お互いが元気なうちに会って、思い出を作ってほしいと思っています。それは私自身が当事者の親だからこそ、思う事だと思っています。
とはいえ、週3回、4回も帰省するというのであれば、申し訳ないですが入居をお断りしています。親元を離れて自立するためにホームを利用しているはずが、地方大学に行く学生よりも帰省している、というのは果たして自立なのか?と思うからです。
GH事業の運営上、利用者さんにたくさんホームを利用してもらうことが、事業所運営には必要です。フィットネスジムのように月額利用料が固定されているわけでもなく、国・自治体から頂ける報酬は利用実績をもとに算出されます。たくさん利用頂かないと事業所がそもそも潰れます。ただ、ご家族、ご本人が会いたいという気持ちもわかります。事業所運営でも、長く事業所を利用できるように応援する気持ちで、ご利用頂けると助かるなと思います。


