お知らせと日記

アルコール依存症当事者の声を聴く

八千代地域生活支援センター、習志野圏域障害者グループホーム等支援ワーカー主催の協議会へ行ってきました。内容は「依存症とともに~ 地域で暮らす~」

当ホームがある鎌ヶ谷市内では秋元病院さんが取り組まれている専門治療について、またアルコール依存症の症状、どんな人がなるのか等のお話を伺えた。その中で、最後に講演頂いたアルコール依存症当事者の声が、ものすごく記憶に残った。

アルコールを飲むことで、気分が変わり普段とは違う自分を出せることで、何かモヤモヤしたものを解消できた経験。それを何度も何度も経験することで慢性的なものになる。仕事に疲れた方が、よくお酒を飲んで解消するものと似ているが、それがもっと加減がきかなくなった状態。依存症は慢性疾患で、完治はない。とのこと。

そんな中でも、回復に向けて大いに助けになったのが、自助会の存在。同じような状況だった方が普通の生活に戻っているのを知れることが大きいし、同じ悩みを持つ方同士なので分かりある空間があるのはよりどころになる。誰しもが自分の居場所を持つのは自分自身を維持するために大切であり、いろんな社会に触れて、つながっていくことは、何においても重要だ。障害児を育てる親のつながりも同じことが言える。これだけネット社会だというのに、なかなか情報が出てこない。

活発な障害児育てている親の会とつながりたい。松戸市内、鎌ヶ谷市内にはあるのだろうか。