お知らせと日記

情報交換会その続き

相談支援アストの意見交換会で、面白い意見がありました。参加メンバーの中で、ひきこもり支援をされている方もいらっしゃって、その方から「世話人に引きこもりの人をアサインすることはできますか??」という話を受けました。福祉業界は常に人材不足。当ホームも従業員確保には困る時もありました。なるほど、そういった考え方もありますね。

その方が引きこもっている理由がどういったものなのか分からないため、その時は何とも言えない感じでしたが、、、、誰かの役に立つ経験、仕事、それにより給料をもらう経験、これによりその方自身も前に進めるのではないか?その可能性は確かにあるのかもしれない。

1回の夜勤でやるべき業務を半分に割って、人を2人配置して交代シフトにするのもいいだろう。16時~翌9時の勤務を、①16時~21時、②21時~翌9時とし、①に入ってもらい夕飯作り、入浴準備、服薬管理。②に入ってもらい夜間巡回、朝食準備、送り出し。

当たり前ではあるが、グループホームは引きこもりを方を支援する場所ではなく、利用者を支援する場所のため、支援の質が下がるようなことは絶対にできない。

もし引きこもりの方を雇用するとしたら、事前に世話人スキルがあるかを把握できた方がよい。例えば、研修的に調理レベルを見たり、シュミレーションで声掛けの仕方を伺ったり。清掃をやった場合、どこまで行き届いた作業が出来るか。世話人の研修をする場所が必要ですね。

引きこもりだけでなく、外国人雇用という視点も持っておく必要がある。介護業界では留学生を雇用するという動きもあるわけだ。福祉は介護の10年遅れた位置にあると言われているので、福祉にも留学生の波が来るだろう。その時のために、しっかりした研修制度を作り上げる必要がある。これは私一人ではどうしようもない気がするな。