お知らせと日記

松戸圏域GH等連絡協議会にて自閉症について学ぶ

松戸圏域連協のZOOM研修受講しました。

「バイスティックの7原則」。数年前、保育士試験勉強で始めて知りましたが、福祉業界にいる身としては絶対に抑えておかなければならない原則ですね。

今回は、2部制で1部は、事前に各事業所から「こんな世話人はちょっとねぇ、、、」という具体例を集めた世話人に対する研修。なぜその対応が良くないのかを話し合う場となりました。其々の例を聞きながら思うのが、グループホームは、利用者中心のはずが、いつの間にか世話人中心で考えてしまっているものが多く見られること。世話人の価値観や人生訓を押し付けていたり、利用者に対して子供のように接したり。管理者、サビ管が世話人に対して、個別支援計画で何が支援すべきか、具体的なアクションを説明する作業が必要だと感じました。

サービス提供の基本となる、「個別支援計画」。この部分をいかに利用者と定期的にアップデートし、展開していくかが日々の生活の充実、支援の質につながっていく事を再確認。

2部では、野田圏域の支援ワーカーによる「自閉症の特性から考える利用者支援」

現在進行形で、自閉スペクトラム症の子供を育てている私としては、頷く内容ばかり。言語版の発達検査でもはっきりわかっているが、学び方も経験によるオート学習ではなく、マニュアル学習。経験したことを応用して、新しい知識を身に着けることは難しく、1つ1つ直接伝えていく必要がある。ただし教えると記憶している事が多いので、親の頑張り次第。

新たな気づきをとしては、「やる気がない」は誤解であり、動機のコントロールが苦手、ということだ。小学校ともなると、宿題が毎日出るのだが、「やる気がない」理由としては、勉強が分からないが大きい部分を占めているのかと思っていたが、確かに、気持ちをぐっとあげてあげると、取り組む姿勢も変わるという経験をしたことがある。いまは、日々マインクラフトが動機になっているので、取り組むこと自体は出来ているが、成長につれて、動機付けの内容も考えていかねばと思った。

次の勉強会は、精神障害のある方への支援について。精神医学について勉強しているところだったので、楽しみである。