お知らせと日記

良い療育先の探し方など

2023.3.20

数年前、息子の通う児童発達支援事業所を探した時から今までの間、たくさんの民間事業所が出来ました。そのため、いろんな事業所から子供にあった場所を選ぶことが可能となりました。

しかし、どこの事業所もホームページでは似たり寄ったりな内容を掲載しており、どの事業所が良いの?分からない、、、という思いをする保護者はたくさんいると思います。

多機能型の事業所で働いていた経験から言うと、「ホームページだけの情報では、全くわかりません」分かるとしたら、室内の設備が新しいかくらいではないでしょうか。

こればかりは、実際に足を運んで体験するしかないと思います。

実際に体験し、事業所職員と話した時に、職員の質を見極める必要があります。

児童発達支援事業自体は歴史が浅い事業のため、キャリアを積んでいる職員は非常に少ないです。そのため、目安となるのが、国家資格を保有している職員がどの程度いるのか。保育士、臨床心理士、作業療法士、言語聴覚士等。資格だけ所持している人もいますので、その職員がどこでどの程度の経験を積んでいるか。ズバリ、そこを聞いてみましょう!

また、事業所を利用した時に、我が子の特性を説明しそれに対しての返しがどういったものかも重要なチェックポイントです。その特性に対して、どの程度、療育方法を瞬時に提示できるか、それにより職員の経験値も知ることが出来ます。

職員の体制的な点では、非常勤が多いような事業所はおススメ出来ません。幼児期は密な関りが信頼関係に繋がります。非常勤のようにいつまで続くか分からないような雇用で、療育を提供しようとしている事業所。

しっかり児童に向き合える時間を確保できる常勤をどの程度配置しているか。常勤、つまり正社員と考えて良いです。正社員を多く雇用している事業所は、その分、事業所自体を育てようとする意識があるため、長い目で見ても良い事業所だと言えます。

上記にあげたポイントが全てではありませんが、良い事業所を探してきた保護者として、また民間事業所で働いてきた経験からの参考情報として捉えてください。