先日、鎌ヶ谷市役所内で障がい福祉課の方が、昨今の障がい者雇用について講演をしてくださいました。1995年から2014年の間に、障がい者数は3.2倍に増えている。社会の急激な変化や多様化が進んだ影響が大きいとの見方。
一定の企業には障害者雇用が義務付けられているのは知っていましたが、「障害者雇用率」の算出対象は、「障害者手帳を持っている方」のみとは知りませんでした。つまり、手帳を持っていないと障害者雇用義務の対象にならない。その方を採用しても障害者雇用率には含まれないことなります。手帳を貰えらえずに「グレーゾーン」と言われている方はどうすんの?
発達障害の方は、精神障害者手帳を取得される方が多いです。療育手帳は自治体の定める判定基準を元に発達検査を行い、結果に基づき支給されます。精神障害者手帳は、本人、家族の申告と医者からの意見書をよって支給されるため、知能的には発達しているけど何かしら障害を感じている方は、精神障碍者手帳を取得することを勧めています。
講演では実際に障害者雇用として勤務している当事者の声を聴くことが出来、充実した仕事、良い職番環境に巡り合えたんだなと感じられました。ひと昔前は、中小企業の方が人材不足で積極的に障害者雇用をしていたが、今は大企業が多くなっているようです。理由は大企業ほど業務が大量にあり、切り出しやすいため。なるほどですね。私も、もしわが子が働くとなった場合、どういった仕事がいいだろうと日々考えます。身近な仕事で何かないかな?知らない分野でもうちの子にあう仕事はないかな?と。何か親として出来ることはないか。結局のところ内容というより、本人が生き生き楽しく仕事が出来ることが大事なんですよね。良い人間関係に恵まれますよーに。