先月、中学校見学に行ってきました。地元の支援学級(情緒、知的)、そして支援学校。うちの子はどこへ進学したら本人らしさを大事に教育してもらえるか。
結論としては、地元の支援学級(知的)を検討することにし、近いうちに息子を連れて見学に行くことにしました。それぞれ見学に行ったときに、先生の雰囲気や授業の様子を見て、うちの子がその場にいるイメージが沸くかどうかで決めました。学校の先生は、変わればそこまでかと思いますが、知的級の先生がしっかり教育方針、環境のレールを敷いているのが感じれたので、安心できたポイントです。
毎日宿題を一緒にやってきましたが、4年生くらいから難しくなっていき、理解が行き届かなくなっているのを感じてました。考え方を理解しているわけではなく、ただ単にやり方を覚えているだけだな、、、、と。小学生の算数だったらそれでも解ける場合もありますが、実際に生活の中で活用できるわけではない。根本が理解できてないことを日々目の当たりにすると、情緒級で中学生の内容や期末テストを突破することはかなり厳しいと感じます。何より本人が一番辛いだろうと思う。
中学で支援級を選ぶとなると、その先の高校を見据えて3年間を過ごした方が良い、とも先生に言われました。その先とは、高等支援学校。この近くでいくと市川大野や流山にある特別支援学校が有名です。勉強スキルとしては小学校4年生くらいまでの学力を習得していることが大事。
息子の障害が分かって、我が子の知能が小学校3~4年生までしか伸びない可能性が高いと知った時、本当にショックだった。うちの子ならばきっとやってくれるはず!と当時は願っていたが、今6年生を迎えて、改めて現実は厳しいと感じる。私の教え方が悪く、息子を泣かせてしまうこともある。仕事で障害者の支援をやっているのに、どうして我が子に上手に接することが出来ないのか。泣かせてしまう度に、深く反省する。息子が悪いわけではない。そういう特性で生まれたんだから仕方ない。そう頭では分かっているけど、我が子に期待をしたい。頑張っている姿を横で見ているから、きっとこの子ならば、と思いたい。先日息子は12歳の誕生日を迎えたけど、親歴12年。まだまだ成長が足りませんね。