障害者グループホームでの消防設備点検ですが、松戸市消防署、鎌ヶ谷市消防署両方に電話で確認したところ以下の事実が分かりました。
当ホームは6項ハに該当する施設で大規模施設ではないため、スプリンクラーはありません。消防設備としてあるのは、①「消火器」②「誘導灯」③「特定小規模施設用自動火災報知設備(特定小規模自火報)」の3つ。
結論としては、①と③については資格なしで点検出来るけど、②は資格が必要だからDIYするには、やはり資格が必要。
①消火器(蓄圧式の消火器)
製造後5年以内であれば外観点検でOK。6年目に達したら内部点検が必要となるため資格が必要となります。資格は「第1種消防設備点検資格者」。こちらは第2種と同様に3日間講習を受講することでほぼほぼ合格できるようです。ただ、受講料は4万円弱するので、それならば消火器自体を買い換えて、また5年やり過ごす方が機能的にもコスト的にも優しいですね。不要となった消火器は買い替え時に引き取ってくれるところもあるようです。
②誘導灯
誘導灯のみ無資格では点検不可でした。「第2種消防設備点検資格者」が必要です。この資格を受講するにも諸条件があり、たまたまDIY好きなこともあり昔取得していた電気工事士2種が役立ちそうです。
③特定小規模自火報
「第2種消防設備点検資格者」が必要。ただし、製品によるらしいのですが、当ホームで使っているパナソニック機器は、点検ボタンを押して連動することが点検できるのでそれでOKらしく、無資格でも点検できるようです。でも結局のところ②誘導灯は資格必須になるので、今年、第2種消防設備点検資格者を受講することにします。
消防設備士は勉強時間も長くハードルが高い印象だったので、さすがに厳しいので「点検」は外注するしかないかなぁ、、、と思っていましたが、点検のみならばハードルの低い資格があることを知れて良かったです。これは不動産賃貸業の消防点検にも生きるかもしれません。相乗効果ですねぇ~。