お知らせと日記

事例検討会を世話人研修として実施

先日、松戸圏域勉強会で事例検討をグループワークで行いました。事務局が用意した事例を何個か順番に検討、検討結果の共有を行います。

私はグループのファシリテーターに任命されたので、とりまとめのためメモ書きながら発言したりで大忙しでしたが、非常に有意義な時間となりました。当ホームのように福祉事業所としてまだ5年程度しかたっていない事業所ですと、対応してきた利用者の数も限りがあり、その経験を埋めるには事例検討は非常に良いのです。

ASD、知的障害、精神障がいの3つの事例。この事例はいい!!!と思い、検討会後に事務局に検討会で使った事例データを共有してもらい、世話人面談で実施することにしました。

面談になるので私対世話人の1対1にはなりますが、今時点で世話人がどのような視点で利用者を支援するか、支援の引き出しがどの程度あるかを確認するにはちょうど良い研修になります。

これまでホームで行ってきた研修が、法定研修が多いため、どちらかというと受動的なものが多かったのですが、今回は自分で考えて、発表してもらう内容なので、世話人自身も悩みながら研修を受けていました。1つのホームにしか配属されない世話人にとっては、4名の利用者だけで支援が閉じてしまうのは勿体ないため、多くの事例を知って幅を広げてほしいと思います。

事務局の方にも言いましたが、障害福祉事例かるた的なものがあり40種類くらいの事例をまとめたものがあれば、めちゃくちゃ研修に使えるので作ってほしいなぁ、、、1万円で買い取りたいです(笑)

医師の腕は患者さんの数と同じように、福祉の腕に事例の数は大切だと思っています。